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美少女ゲーム
『11 eyes -罪と罰と贖いの少女-』
オープニングソング『Lunatic Tears...』
レコーディング潜入取材



『青と蒼のしずく -a calling from tears-』や『3days ~満ちてゆく刻の彼方で~』等、他社とは一味違ったゲームを製作し続けるLassから待望の4作目が来春発売予定。
その『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』のオープニングソング収録の合間に、歌と作詞を担当された彩音さん・プロデューサーの剣技マナさんに話を聞くことが出来た。





Q,どのような印象を持って作詞をなさったのでしょうか

彩音:デモを作る段階から参加させて頂き、ストーリーの概要を何度も読み、キーワードとして『赤い夜』『七つの大罪』などの中世的なワードを入れ込みたいと思って作りました。


Q,それは元から彩音さんの中にあったものではなく、今回のために敢えて作ったものということですか?

彩音:そうですね、この世界観の為に歌詞も書かせて頂きました。歌詞だけ読んでも『11eyes』の世界が伝わるように、色々と考えてみました。

剣技:先にキーワードや世界観などの資料をお渡ししていたのですが、聴けば『11eyes』のイメージが伝わってくるような"イメージ重視"の楽曲にして頂きました。『11eyes』のイメージの「不可思議な世界」や「女の子たちが強大な敵に立ち向かう姿」が伝わりやすいのではないでしょうか。ゲーム中はそれ以外の学園生活なども勿論あるのですが、ゲーム中ではそれらが一番インパクトのある部分ですから。


Q,全てではないけれど、ゲームの象徴となる部分を表現している、と。

剣技:そうですね。




Q,出来上がってきた曲を聴いたときの印象は?

剣技:僕の中で『11eyes』の曲はこういう曲調が良いなという考えが幾つかあって、宗教ソングのような歌声とか楽器みたいなものをバックに乗せたようなものにしたかったんです。それが、デモ段階から完璧に組み上がってるな、と。他にも別途イメージ曲など幾つか頂いていて、良いものがあったんですが、最後から2番目のこの『Lunatic Tears...』のデモ曲を聞いて、僕の要求に当てはまるのはこれだ、と。考えるまでもなく、「あ、これで」と。


  Q,では第一印象から?

剣技:そうですね、他のデモ曲は、もう越えられない壁みたいな感じでしたね。


Q,この曲を聞いての彩音さんの印象は?

彩音:現実と現実以外のところ-バトルシーンを、歌でも表現出来たらいいなというのもありましたし、曲の中でクワイア系のコーラスが入っていたりして、スピード感からバトルシーンらしさが伝わってきましたね。


Q,入り込んで歌われるタイプなんですか?詩の世界に入り込んで?歌われたんでしょうか。

彩音:どちらかというと入り込んで歌う方だと思います。クワイア系のコーラスが入っているのがとても難しくて、その部分と交互に入ってくるポップス系の部分との歌い分けが難しかったです。歌詞にも悩みましたし、どうその歌詞を表現していくかというのが課題でした。それに対して、良かったと言って貰えたので安心しました。


Q,『11eyes』というタイトルについてはどう思われますか?

彩音:主人公が片目に眼帯をしていて、ということですよね。6人で本当は12の目の筈だけど11個という。

剣技:そうですね。でもゲームを進めていく内にその辺の更に別の意味での『11eyes』が分かっていく、ということで。


Q,最後にファンの皆さんに一言メッセージをお願いします

彩音:今回は『Lunatic Tears…』というのがオープニングソングで、挿入歌も担当させて頂きます。まだそちらの楽曲の方は収録前でコメント出来ないのですが、『11eyes』のオープニングソング『Lunatic Tears…』と、挿入歌の2曲で4月に5pb.よりリリースする予定ですので、皆さん楽しみに待っていて下さい。

剣技:スタッフの多くが体調を崩したり、プロジェクト進行上難事が続いて、ちょっとまずいな、という状況があったのですが、この曲を聞いて暗雲が晴れました。これを聴いた瞬間「これはもう来る!」と思いました。凄くいい歌ですので、楽しみにしていて下さい。


今回収録された楽曲を使用したムービーが冬コミケで流される予定とのこと。
勿論今後収録される挿入歌も彩音さんが担当されるとのことで、ファンにはたまらないクリスマスプレゼントになりそうだ。


◆コミックマーケット73出展情報◆
12月29日・30日・31日
ビッグサイト西館 企業ブース番号311
※『11eyes』キャラクター自己紹介ポストカード無料配布予定

◆作品情報◆
『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』
ジャンル : 侵蝕世界学園伝綺アドベンチャーゲーム
発売予定 : 2008年春
価格 : \9,240- (税抜8,800-)

オープニングテーマ:
『Lunatic Tears…』
 作詞:彩音
 作曲/編曲: Tatsh
 歌:彩音
 Produce:5pb.
発売:2008年4月予定
価格:¥1,260-(税抜1,200-)
販売:メディアファクトリー

【ストーリー】
突然自殺を図った姉。希望を失った主人公。健気に尽くす幼馴染。

隻眼の少年「皐月駆(さつきかける)」が、たった1人の肉親である姉を喪ったのは5年前のことだった。
幼馴染「水奈瀬ゆか(みなせゆか)」の健気な対応のお陰か、今では何とか心の平静を取り戻してはいたが、駆の心にはどこか虚無感が漂い、未来に希望を抱けないまま怠惰な日々 を送っていた。
新興都市「綾女ヶ丘(あやめがおか)市」にある「虹陵館(こうりょうかん)学園」、通称「虹校(にじこう)」に通う2人。
まるで当然のように駆に寄り添い、健気に尽くすゆかだったが、無気力な駆との関係はなかなか進展しなかった
それでも、ほんの少しずつ前に進もうとしていた2人であったが、それを嘲笑するかのように、彼らの運命は劇的な変化を起そうとしていた。

何の前触れもなく、2人は不気味に変貌を遂げた世界に投げ出される―――
街から人の気配が消え去り、まるで無人の廃墟を思わせる静寂に包まれる。
空は鮮血を満たした泉のような赤い色に染まり、墨を落としたような漆黒の月がかかっていた。

突如巻き込まれる”赤い夜”で少年少女達はただ闇雲に戦うしかないのか。
「赤い夜」の世界に侵食される街を舞台に、壮絶な戦いに巻き込まれた少年少女の運命を描く大型学園伝綺。


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2007/12/25 アニ★ロコ
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